【開催レポ】十勝の会社はカッコイイ!将来なりたい自分を描く「マイナビ進学フェスタ」の新たな仕掛けにビックリ!

2017年9月14日に帯広市総合体育館で開催された「マイナビ進学フェスタ」。高校卒業後の進路や将来なりたいもの、進みたい道を探すため、道内各地の大学・専門学校等が一同に集結する本イベント。今年からは十勝の企業も出展して、地元で働くイメージが湧くような仕掛けもあるらしい?早速取材陣が潜入してきました!

「マイナビ進学フェスタ」ってどんなイベント?

「マイナビ進学フェスタ」は、大学の教授や現役学生、企業や社会で働く大人などさまざまな先輩がアドバイザーとして参加して、高校生が進学やその先にある将来の自分について考えるためのイベント。2017年は全国20会場で開催され、昨年は24,500人の学生が来場した実績のあるイベントです。

帯広での開催は、2017年9月14日(木)13:30~16:30。この日は十勝管内の7校から高校1年〜3年生まで、約500名の学生さんが参加していました。

会場には大学、短期大学、専門学校のブースが設置され、各ブースでは学生のみなさんが真剣にアドバイザーの話に耳を傾けていました。

会場をまわっていると、会場の中央スペースに人だかりが!その正体は、地元十勝で活躍する企業を集めた「企業ブース」。

「進学フェスタなのに企業ブース?進学ではなく、就職の道もあるよ、ということ?」

不思議に思った取材陣。早速本イベントの仕掛け人である帯広市役所の工業労政課の鷲北さん・植田さんに話をきいてみました!

「地元ってこんなにすごいのか!」と気づいてほしくて

―― 今年の「マイナビ進学フェスタ」のこだわりポイントを教えてください!

鷲北さん「今年は初めて地元の企業に参加してもらう企業ブースを設けました。これから学生のみなさんが学校で学ぶことが、その後の将来や、社会人になってどのように活かされるのかを知って欲しかったんです。」

(帯広市工業労政課 鷲北さん)

―― なるほど!進学を考えるはずのイベントに企業ブースがあったので不思議に思っていたところでした(笑)将来のイメージがあって学ぶのと漠然と学ぶのでは、かなり意味が違ってきますよね。

鷲北さん「あとは、地元にもかっこいい会社があるんだってことをより多くの学生さんに知って欲しかったんですよね。私は移住促進の担当も担っているので、十勝を出たけれどいつか地元に戻りたいという人の話を聞く機会がありますが、「帰りたいけれど地元には仕事がない」という声をよく聞きます。実際は面白い企業がゴロゴロあるのに。その事実を知るきっかけがないまま、外に出て行って帰りたくても帰ってこれないと二の足を踏むのはもったいないと思っています。」

植田さん「今回は世界で1、2位を争うITベンチャーやドローン操縦などの農業IT企業や、業務を多角化してグローバル進出を進めている農業法人、北海道らしい暮らしを伝える印刷会社など、業界も企業のステージも様々な企業がきています。十勝にも面白い企業は沢山あるということを、地元を出る前に知ってほしかった。ここに来ている学生さんが「俺らの地元ってこんなにすごいんだ!」と地元を見直すきっかけになればと思っています。」

(帯広市工業労政課 植田さん)

鷲北さん「進学で十勝を離れたとしても、数年後、ふっと地元の良さを思い出してくれたら良いなと思っています。大海原でおもいきり学んで多くのことを経験して、いつかサケのように十勝に還ってきてくれたら良いですね!」

ドローン操縦体験にオリジナル名刺作り。ユニークでオリジナリティ溢れる企業ブースをご紹介!

今回初の取り組みである企業ブース。出展している企業は以下の通りです。

「あじさい保育園(社会福祉法人弥生福祉会)、農業情報設計社、AIRSTAGE、けいせい苑(社会福祉法人慧誠会)、社会医療法人 北斗、ソーゴー印刷、十勝リサイクル・おすや、ノベルズ、Hoccino Coffee、丸勝、帯広市こども課、山本忠信商店」

ここからは、企業ブースの様子をいくつか紹介します!

 

■農業情報設計社

男子学生が殺到していたこちらのブース。企業や団体向けに農業機械の情報化・自動化に関するソフトウエアの開発やコンサルティング、農作業に役立つITシステムの提供を行っている「農業情報設計社」のブースです。

(農業情報設計社CEO濱田さんが自ら熱くプレゼン)

同社が開発し世界シェア1位となったAndroid OS用GPSガイダンス(GNSSガイダンス)アプリ「AgriBus-NAVI(アグリバスナビ)」。 トラクターやコンバインなどの農業機械・農用車両に搭載して、農場内の直進運転をサポートする「AgriBus-NAVI(アグリバスナビ)」は、いわばGPSを使った“農業版カーナビ”。こちらのアプリは世界シェア1位となり、なんと9割以上のダウンロードが海外!「農業ITの分野で世界で戦うベンチャー企業が地元にあるなんて!」、驚きとワクワクに満ちた学生さんの表情が印象的でした。

(真剣な表情でプレゼンを聞く学生さん。農業ITの分野なので男子学生ばかり!)

(AgriBus-NAVI(アグリバスナビ)が付いた小さなトラクターが展示されていて少しかわいい)

「自分の親がトラクターに乗る仕事をしているので、いつか自分もトラクターに乗って仕事をしていみたいと思っていました。人の手ではなくコンピューターで自動化させること。日本の農業のためになるすごい技術だと感じました。(帯広北高、1年、福永さん)」

(帯広北高1年生の福永さん(右)とお友達。満足そうにブースを後にしていきました)

 

■ソーゴ印刷

「オリジナル名刺づくり」の看板と照明器具が設置された撮影エリア、さらに北海道らしい美しい景観のポスターが一際目をひくブースは、地元の出版印刷会社「ソーゴ印刷」。

(ソーゴ印刷の代表商品「スロウ」の副編集長片山さん)

高原社長自ら熱く語る会社紹介のプレゼンに学生さんも惹き込まれます。

高原社長「どう見ても遊んでいるように見えると思う。熱心に遊んでいる。今日のこのイベントの後は寿司職人が我が家に来るんです。その寿司を食べて、それを記事にする。これもちゃんとした仕事なんです。楽しいこと、ワクワクすることを大真面目にやっている会社。それが私たちソーゴ印刷です。」

(会社紹介を行う高原社長)

会社紹介後、学生さんはプレゼン前に撮影された写真を使い、ソーゴ印刷のデザイナーさんによって作られた「オリジナル名刺」を受け取り満足そう。

「印刷会社はもともと就職の選択肢に無かったんです。でも今日のお話を聞いて思ったより楽しそうだなと思いました!特に雑誌作りに興味が湧きました。(広尾高校、2年)」

(お話を聞いた広尾高校の学生さん。会社紹介中は熱心にメモをとっていました)

 

 

■Hocchino Coffees

ふわりと漂うコーヒーの良い香りに包まれた「Hocchino Coffees」のブース。十勝出身の女性とオーストラリア人男性の夫婦で起業をしたサードウェーブコーヒーのショップです。

奥様は「自分も地元に戻りたいと思った時に、どんな企業が地元にあるのかが全然わからなかった。学生さんが自分と同じように迷わないように、地元のことをもっと知ってほしいと思いました。」とあるように、自身の経験から本イベントの趣旨に共感して出展を決めたそうです。サードウェーブコーヒーって何?どうしてコーヒーショップを始めたの?自身の経験を交えながら、明るく楽しく自社を紹介する姿がとても印象的でした。

(Hocchino Coffeesのブースの様子)

 

■会場の写真ギャラリー

(帯広市こども課 市内の幼稚園や保育施設の紹介ブース。手作りのかわいい駒やフェルト小物をお土産に)

(農薬散布など農業におけるドローン活用を推進するAIRSTAGEさん。ドローン体験に多くの学生が集まっていました!)

(十勝ヒルズを経営する丸勝さん。自社開発の商品を並べながらの会社説明。)

(グローバル進出やIT技術を積極的に活用しているノベルズさん)

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今回のイベントは1日限りですが、その後も地元の情報を得られる手段としてオススメなのがFacebook、instagramアカウントのフォロー。

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たとえ進学で地元を出たとしても、地元の外で様々なことを学んで、多様な人に出会い、多くの経験を積むことは必ず自身の力になります。そして、もしいつか、「地元に帰るのも良いかもしれない」、そんな風に思ったときに、このイベントで出会った十勝の面白い企業さんを思い出してくれたら。「マイナビ進学フェスタ」は、大人たちから子どもたちへと温かい願いが込められたイベントでした。

(取材・文  中神 美佳)

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