移住しなくても、地域に貢献できる7つのこと

地方創生ブームといわんばかりに注ぎ込まれる「関係人口創出事業」や「わくわく地方生活実現政策パッケージ」などの政策が、 地方への移住に関する国民の注目度を上げているのは喜ばしいことではありますが、仕事や年収格差の問題、家の住み替え問題、子供の進学上の問題などなど、移住への道は決して簡単ではなく、地方はいかにして移住希望者の「地域に貢献したい」という思いの受け皿を用意するかが問われています。

地域に貢献したい、という思い。

短期移住プログラムや地域おこし協力隊の受入れなど、いま、各自治体には移住したい人たちへの受け皿をどのように用意するかが問われており、最近は関係人口というキーワードもよく聞くようになりました。

キラキラ人材による地域での活動は地方紙面を彩りますが、移住への道は決して簡単ではなく、「地域に貢献したい」という思いを抱きながらも、移住を諦めていく方々もたくさんいらっしゃいます。

移住だけが地域に貢献できる唯一の方法ではありません。もっと簡単なところで地域に関わることはできるはず。

本記事では「移住しなくてもできること」と題して、7つの例にまとめてご紹介したいと思います。

1)あなたの「ふるさと」をちゃんとアピールしよう

故郷への思いを馳せることができる地を、TwitterやFacebookのプロフィール欄に書きましょう。
そして、市町村公式アカウントや、地域情報発信メディアなどのアカウントをフォローし、RTやいいね!をたまにやりましょう。

これ、意外と大事なのですが、そうすることで、あなたのSNSリソースを介した自治体プロモーションが飛躍的に効率化します。

実は、Facebookなどを使った自治体プロモーションでは、出身地などを活用したデモグラフィックなアプローチが極めてやりにくい構造となっているのです。

そのため関係人口側から自治体とのタッチポイントを築いてあげることにより、関係人口を介したリファラルなマーケティングができるようになっていき、結果としてあなたの「ふるさと」の情報が効果的に発信されていくようになるのです。

トカチアーズのアカウントもフォローしてね!

2)地域の食品を、職場に持っていこう

年末も近づいてきましたので、そろそろ「ふるさと納税」の返礼品をチェックしておきましょう。

その時、関係人口なあなたは是非、職場にお裾分けできるものを選んでみてください。
菓子やお酒はいかがでしょう。鍋セットにして友達とホムパやる、なんてのもいいですよね!

また、旅行や帰省で地域を訪れた際にも、あなたには「お土産によって地域の商品をPRする」というミッションが課せられています。

返礼品やお土産はふるさとをアピールするチャンス。職場に持っていけば、きっと喜ばれますよ。

3)地域の食材を使ったレストランに行こう

その地域ではあたりまえに採れる食材が、首都圏等でどのように評価されているかをご存知でしょうか。

お近くのスーパーに行って産地を見れば、その食材がいくらで売っているかわかるでしょうし、レストランに行けば、どれだけの価値をつけて提供されているかがわかると思います。

東京などでは食の発信基地として出店しているケースはたくさんあると思います。

マルシェに露店が出ていたりもするし、友達や彼女を連れて、地域の食材を使ったレストランに行ってみるのはいかがでしょうか。

 

4)地域にまつわるイベントに行こう

自治体が主催するセミナーや、フェアなどに遊びに行ってください。
自治体の担当職員に会うことで、交付金などを活用した、それこそ「関係人口創出事業」的な情報がゲットできたり、その場で申し込めたりするわけです。
余談ですがそういう情報って、未だにチラシベースだったりして、ネットでは探せなかったりするんですよね・・

また、「地域」がテーマで運営されているコワーキングスペースや、アンテナショップのイベントスペースなどでも、地域にまつわるイベントが毎週のように開催されています。

上記のような場所にちょくちょく顔を出したりしていると、思わぬ出会いや再会があったりして、そのうち「飲み会」の情報が入ってきたりします。
「〇〇ゆかり飲み」という名前だったり「〇〇東京倶楽部」だったりしますが、知ってる人が誰もいない状態では流石に飛び込む勇気が出ないでしょう。
ですがフェアやイベントで知り合った人が1人でもいれば状況は変わります。

そういう機会に誘われるため、飛び込むための人脈作りだと考えて、各種イベントに足を運んでみてください。

5)運転免許を取ったら車で、地元の観光地をドライブしよう

大学進学をきっかけに地元を離れ、上京する人も多いでしょう。
子供のころは、家族旅行で地元の観光地を訪れたりしたと思いますが、学生時代に友達と遊びにいくのは自転車やバスで行ける範囲に限定されていたと思います。

大人になったあなたが、車の免許を持っているならば、地元の観光地を車でドライブしてください。

そのとき、Googleマップでのランドマーク追加や、写真・評価・コメント追加をするのがミッションです。
観光地に限らず、レストランやコンビニなども積極的に追加しましょう。

これ、地元の人は普段の生活に溶け込んでいるため、やりません。
あなたの目線で役に立つと思う情報を提供することで、観光客を更に呼び込む可能性が高くなります。

6)地域発のクラウドファンディングを支援しよう

地域には、リスクを取り、挑戦している人がいます。
その中には移住者も多く、移住によって年収が下がっても、地域で何かを成し遂げようと頑張っている方々がいます。

関係人口であれば、思い切って移住して、地域で活動する生き方に憧れることもあるでしょう。
しかし、都会に住んでいる間は、地域で頑張っている人を支援する側にまわるほうが、より関係人口的で、良いのではないでしょうか。

クラウドファンディングは支援するタイミングが大事です。
募集がはじまったことの通知を受け取れるよう、地域のメディアをフォローして活用したり、地域にまつわるイベントで知り合った人とSNSで友達になっておくのがポイントです。

7)世界に出て、活躍しよう

「(1)ふるさとをちゃんとアピールしよう」で触れたように、あなたのふるさとが公開されていたならば、あとはあなたが活躍するだけで、地域のPRにつながります。

歌手、アナウンサー、漫画家、作家、お笑い芸人、YouTuber、オリンピック代表など、地域ゆかりのある著名人は結構いると思います。
彼ら・彼女らの活躍が、地域をPRする効果は計り知れません。

ただ、遠すぎる著名人よりも、近くて関係ある人が与える「好印象」のほうが、地域に対して深く興味を持つきっかけとなるのではないでしょうか。

観光大使に任命されていなくても、wikipediaに掲載されるほど有名ではなくても、あなたの故郷がテレビに出たとき、あなたの顔を思い浮かべる人がいるでしょう。

あなたの活躍は、地域の誇りです。
その活躍が、世界に響きわたりますように。

 

(書いた人:瀬川友輔@帯広市地域おこし協力隊 )

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